ドラマこの素晴らしき世界5話ネタバレ感想。妙子(若村麻由美)と夫(マキタスポーツ)の掛け合いがおもしろい。見事な伏線回収

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「この素晴らしき世界」5話を見たので感想を書きます。

5話は、妙子(若村麻由美)と陽一(マキタスポーツ)の掛け合いが面白すぎる神回でした。

最新話感想はこちら→この素晴らしき世界7話ネタバレ感想。芸能界の闇が深い。あきらは警察に連行される。Mr.Summer Timeは結局誰?

「この素晴らしき世界」5話 あらすじ

浜岡妙子(若村麻由美)は比嘉莉湖(木村佳乃)の孫・信男(須山結斗)の世話を手伝っていると、仕事を終えた莉湖が帰宅する。妙子は疲れた様子の莉湖に何かあったのか尋ねるが、莉湖は何か隠しているよう。莉湖は『プロダクション曼珠沙華』を訴える櫻井佳音(葉月ひとみ)の事で頭を悩ましていた。

一方の妙子も脳梗塞から救ったアイドルの七瀬ほのか(足川結珠)を心配していた。妙子は七瀬から相談があると持ちかけられており、謎の支援者・Mr.Summer Timeに聞くと「自分の思う通りにやるのが一番」だとアドバイスされ、若菜絹代(若村・二役)に扮して入院中の七瀬を訪ねるのだった。すると七瀬は芸能界で活動する中で、自分は何がしたいのかわからなくなったと妙子に訴える。さらに「若菜はどうやって乗り越えてきたのか?」と聞かれるが、妙子はその場ではうまく答えることができないでいた。

莉湖は佳音の問題について社員に個別面談をしながらヒアリングを始めるが、重要な情報は得られない。しかし、室井セシル(円井わん)を介して佳音と同期の内藤祥子(周本絵梨香)に話を聞くと、内藤から佳音がテレビディレクター・沖野島紀明(吉田宗洋)からのセクハラに悩んでいたことを聞かされる。

そんな中、妙子のもとに西條隼人(時任勇気)から新たななりすましの依頼が。沖縄で行われる映画祭への出席で外泊が必要になり、陽一(マキタスポーツ)を誤魔化すために妙子はある作戦を決行する。

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ネタバレあらすじ

浜岡妙子(若村麻由美)は、若菜に話があるという七瀬ほのか(足川結珠)の病室を訪れた。

七瀬ほのかの相談とは、「何がしたいのかわからない」ということだった。

いろんな仕事をしたり、知らないおじさんとご飯を食べたり、ほのかは自分が何をしたいか分からなくなっていると話す。

ほのかの会社は社長と二人のマンツーマンの会社。社長からは売れるためにほのかにかけたお金はしっかり回収してほしいと言われている。

若菜(妙子)は、まだ17才のほのかに「まだ余計のこと考えなくていいのよ。もっと自分のことだけ考えておけばいいの」と声をかける。

さらに「若菜はどうやって乗り越えてきたのか?」と聞かれたので、若菜(妙子)は「とにかく、まずは自分の体調を戻して、それから自分のペースで考えてみたら?社長さんとよく話してみたら?」と精一杯の返答をする。

妙子は、夏雄(沢村一樹)とメイクの大木戸らん(谷田部俊)にほのかとのやりとりを話す。

夏雄は妙子の返答は正解だが、これ以上首を突っ込むべきではないという。

17歳と言ってももう社会人だしみんなから注目されているタレント。責任を持つべきだと。

夏雄が言うには、ほのかが若菜に相談しようと思ったのは、自分と境遇が似ているから。自伝にも書いてあるが、若菜は13才の時に国東監督に発掘され手塩をかけて育てられた。

若い頃から自由がなかった若菜がどう乗り越えたかアドバイスが欲しかったはずだ。

若菜絹代は他の誰かがいくら望んでも叶わない人生を歩んできた。たくさんの人に支えられてわがままな行動も許された。それは若菜が望んだ自由だったのかそうでないのか夏雄には分からない。

「ただ、華やかさと自由は同時に手に入らない。それを17才の彼女には分かるはずがない。日本中に知られているアイドルという今の状況は一度失ったらもう2度と元に戻らない。失った後で後悔するかもしれない。僕たちはそれを背負えるか」

「違ったなぁ。どうしてあの時もっとはっきり言ってあげなかったんだろう」

妙子はほのかに「自分の人生を生きないといけない」というべきだったという。

莉湖(木村佳乃)は、櫻井佳音(葉月ひとみ)についてヒアリングを行う。

佳音と同期である内藤祥子(周本絵梨香)によれば、佳音はテレビディレクター・沖野島紀明(吉田宗洋)からのセクハラに悩んでいたという。

最初はただの飲み仲間だった。飲みに付き合うことで所属タレントの仕事がとれていたので利益につながった。ここまではよかったが、ある日、佳音は酔い潰れて沖野に持ち替えられた。

そのままズルズルなし崩しにつき合っているようになったのだが、沖野は他の人にも同じようなことをしていたことが判明。佳音は怒って沖野を訴えようとした。しかしこれは流石に勝てない。

佳音は上司の小石川一隆(三浦圭祐)に相談。もちろん一度付き合ったなら訴えても勝てるはずがないと言われる。その後、佳音は過重労働を理由に自殺未遂を起こし今に至る。

内藤は、佳音は小石川に相談する前に社長に相談したはずだという。莉湖が記憶に辿ると確かに花見の時に言われていた。しかし莉湖は佳音が「お持ち帰りされた」という自慢話をしているのかと思っていた。その時、佳音は「大人なんだからうまくやりなさい」と返したはずだ。

若菜絹代に沖縄での国際映画祭の仕事が入る。代役なので急遽、明後日。

沖縄なので流石に日帰りは無理。妙子が無事に家を開けるため、室井セシル(円井わん)が作戦を立てる。

最初の作戦は、夫(マキタスポーツ)と大喧嘩をして妙子が家出をするという方法。

妙子は夫の行動を把握済みなのでありとあらゆる手で夫を怒らせようとする。

しかし今日に限って夫は会社で中間管理職の研修を受けていた。研修内容はパワハラ防止のアンガーマネジメント。怒りを抑える方法を習得した夫は妙子がいくら挑発しても怒らない。

夫を怒らせることが不可能だと感じた妙子は、第二の作戦に移行する。

パート仲間の育田詩乃(平祐奈)を家に呼びだし芝居を打つ。妊娠中に交際相手と別れた育田が、沖縄の両親に状況を説明しにいくのに妙子に同行してほしいと言っているという設定だ。

泣いている育田の顔を見た夫は驚愕。実は育田は昼間にハニトラを仕掛けていた。街で偶然を装いスキンシップを行い鍼灸院の名刺を渡して連絡先を交換。既に夫は育田にオジサン構文の気持ち悪いメールを送信していた。

「奥さんに言ってもいいですか?」

もう言うことを聞くしかなかった。夫は妙子の沖縄行きを了承。

こうして妙子は沖縄に到着し国際映画賞にも出席できた。

その頃。若菜絹代が滞在する海外のホテルのテレビに国際映画賞の若菜(妙子)の映像が映し出される。

「こいつ!!!誰よ!!!!」


「この素晴らしき世界」5話 感想・レビュー

Mr.Summer Timeは若菜絹代じゃないんですか!?!?

絶対に若菜本人かと思っていたのでびっくり。

夏雄っぽいけど名前的にそのまんまだしなぁ・・・いったい誰なんでしょう。

やっぱ若菜絹代=妙子だと分かってる人の可能性が高いですよね。。。社長の莉湖やマネージャーのセシルやメイクさんの大木戸らんあたりか。敵対している副社長なら意外性があって面白いかも。

17歳は大人。芸能界の闇。

5話では、17歳アイドルの七瀬ほのか(足川結珠)の悩みが明らかになった。

「若菜さんにしか言えない」とか言ってたからもっと重大な闇を抱えてるのかと思ったら「自分は何がしたいのかわからなくなった」でした。

社長がヤクパーティーやって潰れた会社にいた人だから、もっとヤバいの想像してたんで、ちょっと拍子抜け。それでも言ってることは鬱病っぽい感じもあるし17歳でこれは可哀想ですね。

夏雄の言う「若菜絹代は他の誰かがいくら望んでも叶わない人生を歩んできた」「華やかさと自由は同時に手に入らない」「日本中に知られているアイドルという今の状況は一度失ったらもう2度と元に戻らない。失った後で後悔するかもしれない」は、自分が売れない俳優やってたからこそ一層よく分かるんでしょうね。

夏雄の言ってることも分かるんですが、彼女たちの労働基準法もどうにかしてあげてほしいのも事実。真剣佑が言ってたけどアメリカの芸能界って日本よりギャラがいいしホワイトらしいです。いつまでも昭和の感覚やめてほしいですね。

櫻井佳音(葉月ひとみ)の自殺未遂の原因は過重労働ではない。

『プロダクション曼珠沙華』を訴えていた櫻井佳音は、過重労働ではありませんでした。

ディレクターに送りオオカミされて、そのままズルズルつき合って、他にも相手がいたから訴えるって・・・これは佳音ちゃんにも問題ありそうですね。

最初の時点でおおごとにしていたならまだしも、ズルズルつき合った時点で反論できないです。

それでどうして『プロダクション曼珠沙華』を訴えるのか?この話を教えてくれた同僚も知らない事情があるんでしょうか?

彼女的には会社のために我慢してつき合ってたつもりだったのに、会社の待遇が悪いから訴えたとか?

よく分かりませんが、ディレクターがクソだよな。犯罪じゃないとか言っても二股はモラル的にはダメだろ。妙子さんになんとかこのクソディレクターを成敗してくれないかな(´・ω・`)

妙子と旦那の掛け合いがおもしろい

後半の妙子と旦那とのやりとりが面白すぎてツボでした。アンガーマネジメントで習った通りに怒りを押させているマキタスポーツ、おもろすぎて声出た。

絶対に夫を怒らせたい妻VSアンガーマネジメントを試す夫の図は笑うって。今日に限って怒りのコントロールの研修受けてくるってマジでコントでしょw

掛け合いもですが、短い間に敷かれた伏線を見事に回収していくのが爽快でした。昼間に研修があるって主張したのも、若手モンスター社員に「キャバクラですか?」って言われてたのも伏線だったんですね。脚本うますぎる。

沖縄の国際映画賞は、若菜絹代時代も代役。つまり妙子は代役の代役の代役ってわけですね。ちなみに若村麻由美さんも代役。このドラマの裏テーマなのかと思っちゃうくらい代役だらけでしたね。

ぽちた
ぽちた

「この素晴らしき世界」5話もおもしろかったです!


次回も楽しみ。


「この素晴らしき世界」6話 あらすじ

浜岡妙子(若村麻由美)は比嘉莉湖(木村佳乃)から、娘の亜美(尾碕真花)が孫の信男(須山結斗)を自分のもとに置いて行った理由を聞かされる。それは、亜美が離婚した貴一郎(松村遼)が入院したからで、重い病状なのに身寄りがない彼のために亜美は病院に付き添っているとのことだった。妙子は莉湖も病院へ行かなくて良いのか尋ねるが、莉湖は亜美が嫌がると答えた。

そんな莉湖が抱える問題のもう一つは、櫻井佳音(葉月ひとみ)からの訴訟問題。莉湖は佳音からセクハラの話を聞いたが、当時は問題視しなかったことを妙子に明かす。妙子は佳音の話し方で気づかなかったのは仕方ないと慰めるのだが、セクハラの相手ではなくなぜ莉湖の事務所が訴えられるのか理解できないでいた。

ある日、妙子の息子・あきら(中川大輔)は蒼井蛍(水瀬莉子)と一緒に木村久之(二條正士)に会っていた。木村は蛍が作ったマッチングアプリの登録者個人情報にアクセスしてタレント志望者に芸能事務所を紹介しようと考えており、その仕事の一部をあきらにやって欲しいと頼む。あきらは違法性を心配するが、蛍に大丈夫だと言われてタレント志望の男性と会うことに。しかし、あきらが男性に出した名刺には『プロダクション曼珠沙華』と書かれていて…。

https://www.fujitv.co.jp/subaseka/story/index.html
ぽちた
ぽちた

次回はあきらも芸能事務所の闇に加担!?


マッチングアプリでのスカウトに『プロダクション曼珠沙華』が本当に絡んでいるのか、語っているだけなのかは謎ですね(´・ω・`)

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