歴代連続ドラマ視聴率ランキング。1990年代〜2022年まで。TVer(ティーバー)再生数ランキングも。

連ドラ

 

1990年代ドラマ視聴率ランキング

順位 タイトル 視聴率 年代 放送局 出演者 脚本
1位 ひとつ屋根の下 37.8% 1993年 フジテレビ月9 江口洋介/福山雅治 野島伸司
2位 家なき子 37.2% 1994年 日本テレビ土曜9時 安達祐実 野島伸司(企画)/高月真哉/いとう斗士八
3位 101回目のプロポーズ 36.7% 1991年 フジテレビ月9 浅野温子/武田鉄矢 野島伸司
4位 ロングバケーション 36.7% 1996年 フジテレビ月9 木村拓哉/山口智子 北川悦吏子
5位 GTO 35.7% 1998年 フジテレビ火9時 反町隆史/松嶋菜々子 遊川和彦/菅良幸
6位 ずっとあなたが好きだった 34.1% 1992年 TBS金曜9時 賀来千香子/布施博 君塚良一
6位 ひとつ屋根の下2 34.1% 1997年 フジテレビ月9 江口洋介/福山雅治 野島伸司
7位 高校教師 33.0% 1993年 TBS 金10時 真田広之/桜井幸子 野島伸司
8位 愛という名のもとに 32.6% 1992年 フジテレビ木曜10時 鈴木保奈美/唐沢寿明 野島伸司
9位 ラブジェネレーション 32.5% 1997年 フジテレビ月9 木村拓哉/松たか子 浅野妙子/尾崎将也
10位 東京ラブストーリー 32.3% 1991年 フジテレビ月9 鈴木保奈美/織田裕二 坂元裕二

1990年代では、トレンディドラマが大ヒット。特にフジテレビ系の「月9」枠で放送されたドラマはヒット続きで、上位10位中6本が月9ドラマ。月曜9時には街から人がいなくなると言われるほどの人気でした。

上位10位中6作野島伸司脚本で、5作江口洋介が出演。全部がトップ10には入っていないものの木村拓哉主演ドラマの視聴率は全て20%超え。同一人物がこれだけのヒット作を連発するのは2020年代では考えにくいですね。

 

2000年代ドラマ視聴率ランキン

順位 タイトル 視聴率 年代 放送局 出演者 脚本
1位 ビューティフルライフ 41.3% 2000年 TBS日曜9時 木村拓哉/常盤貴子 北川悦吏子
2位 GOOD LUCK!! 37.6% 2003年 TBS日曜9時 木村拓哉/堤真一/柴咲コウ 井上由美子
3位 HERO 36.8% 2001年 フジテレビ月9 松たか子/大塚寧々 福田靖
4位 やまとなでしこ 34.2% 2000年 フジテレビ月9 松嶋菜々子/堤真一 中園ミホ/相沢友子
5位 ごくせん第2シリーズ 32.5% 2005年 日テレ土9時 仲間由紀恵/亀梨和也/赤西仁 江頭美智留/横田理恵/松田裕子
6位 白い巨塔 32.1% 2003年 フジテレビ木10時 唐沢寿明/江口洋介 井上由美子
7位 華麗なる一族 30.4% 2007年 TBS日曜9時 木村拓哉/鈴木京香 橋本裕志
8位 西遊記 29.2% 2006年 フジテレビ月9 香取慎吾/内村光良 坂元裕二
9位 明日があるさ 29% 2001年 日テレ土9時 浜田雅功/柳葉敏郎 高須光聖
10位 プライド 28.8% 2004年 フジテレビ月9 木村拓哉/竹内結子 野島伸司

2000年代のドラマは、上位10位中4作が木村拓哉主演ドラマ。キムタク主演=ヒット作品という法則が確立されました。

90年代ではフジテレビの月9ドラマが上位を独占していたが、2000年代ではTBSの日曜劇場が1位、2位、7位にランクイン。フジテレビドラマ上位独占の時代は終了となりました。

ちなみに6位の『白い巨塔』と7位の『華麗なる一族』は山崎豊子原作ドラマ。この頃、映画では『ALWAYS 三丁目の夕日』がヒットするなど、平成中期は、高度経済成長期の物語に需要があったのかも。

 

2010年代ドラマ視聴率ランキング

順位 タイトル 視聴率 年代 放送局 出演者 脚本
1位 半沢直樹 42.2% 2013年 TBS日曜9時 堺雅人 八津弘幸
2位 家政婦のミタ 40.0% 2011年 日テレ水曜10時 松嶋菜々子/長谷川博己 遊川和彦
3位 Doctor-X ~外科医・大門未知子~ 26.9% 2013年 テレビ朝日木曜9時 米倉涼子 中園ミホ
4位 HERO 26.5% 2014年 フジテレビ月9 木村拓哉/北川景子 福田靖
5位 JIN-仁- 26.1% 2011年 TBS日曜9時 大沢たかお/中谷美紀 森下佳子
6位 ドクターX~外科医・大門未知子~ 24.8% 2014年 テレビ朝日木曜9時 米倉涼子 中園ミホ
7位 ドクターX ~外科医・大門未知子~ 24.4% 2012年 テレビ朝日木曜9時 米倉涼子 中園ミホ
8位 ドクターX ~外科医・大門未知子~ 24.3% 2016年 テレビ朝日木曜9時 米倉涼子 中園ミホ
9位 マルモのおきて 23.9% 2011年 フジテレビ日曜9時 阿部サダヲ/芦田愛菜 櫻井剛/阿相クミコ
10位 ガリレオ(第2シーズン) 22.6% 2013年 フジテレビ月9 福山雅治 福田靖

2010年代にはドラマ全体の視聴率が大幅ダウン。2015年10月に無料見逃し配信サービスTVerがスタートし、ますます視聴率は下火に。

そんな中、日曜劇場『半沢直樹』記録的な大ヒット。1983年の『積木くずし』、1979年の『水戸黄門 第9部』に続き歴代3位の高視聴率を記録しました。

90年代2000年代に比べて月9の視聴率は下がり、テレビ朝日のドクターXシリーズが上位10位中4作にランクインしたのが興味深いです。

 

2020年ドラマ視聴率ランキング

順位 タイトル 最高視聴率 平均視聴率 放送局 主演 脚本
1位 半沢直樹 32.7 24.73 TBS日曜9時 堺雅人 八津弘幸
2位 テセウスの船 19.6 13.43 TBS日曜9時 竹内涼真 高橋麻紀
3位 私の家政夫ナギサさん 19.6 15.07 TBS火曜10時 多部未華子 徳尾浩司/山下すばる
4位 BG 身辺警護人 17.0 15.56 テレビ朝日木曜9時 木村拓哉 井上由美子
5位 七人の秘書 16.7 14.55 テレビ朝日木曜9時 木村文乃 中園ミホ/香坂隆史/林誠人
6位 恋はつづくよどこまでも 15.4 11.60 TBS火曜10時 上白石萌音 金子ありさ/渡邉真子
7位 MIU404 14.5 11.92 TBS金曜10時 綾野剛/星野源 野木亜紀子
8位 ハケンの品格 14.2 12.70 日テレ土曜9時 篠原涼子 中園ミホ
9位 危険なビーナス 14.1 11.64 TBS日曜9時 妻夫木聡 黒岩勉
10位 監察医朝顔 13.8 11.13 フジテレビ月9 上野樹里 根本ノンジ

2020年ドラマ ティーバー再生数ランキング

順位 タイトル 再生回数
1 恋はつづくよどこまでも 1841万
2 私の家政夫ナギサさん 1673万
3 MIU404 1575万
4 この恋あたためますか 1384万
5 恋する母たち 1295万
6 テセウスの船 1018万
7 アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋 1172万
8 知らなくていいコト 925万
9 危険なビーナス 961万
9 半沢直樹 914万

『半沢直樹』シーズン2は、令和の時代に最高視聴率32.7%を記録。テレビ以外の娯楽に溢れる時代にこの視聴率は偉業。

近年ドラマ界では考察ブームで、2019年の『あなたの番です』や『テセウスの船』では最終回の視聴率が急上昇。また、『MIU404』や『恋はつづくよどこまでも』など、SNSで話題になったドラマの最終回は跳ねる傾向にあるようです。

 

2021年ドラマ視聴率ランキング

順位 タイトル 最高視聴率 平均視聴率 放送局 主演 脚本
1位 ドラゴン桜 20.4 14.95 TBS日曜9時 阿部寛 オークラ/李正美/小山正太/山本奈奈
2位 天国と地獄~サイコな2人~天国と地獄 20.1 15.47 TBS日曜9時 綾瀬はるか/高橋一生 森下佳子
3位 TOKYO MER~走る緊急救命室~ 19.5 13.77 TBS日曜9時 鈴木亮平 黒岩勉
4位 ドクターX~外科医・大門未知子~ 19.0 16.47 テレビ朝日木曜9時 米倉涼子 中園ミホ
5位 日本沈没-希望のひと- 16.9 15.77 TBS日曜9時 小栗旬/松山ケンイチ 橋本裕志
6位 緊急取調室 14.7 12.18 テレビ朝日木曜9時 天海祐希 井上由美子
7位 イチケイのカラス 13.9 12.59 フジテレビ月9 竹野内豊 浜田秀哉
8位 桜の塔 13.5 10.42 テレビ朝日木曜9時 玉木宏 武藤将吾
9位 ナイト・ドクター 13.4 11.19 フジテレビ月9 波瑠 大北はるか
10位 監察医 朝顔 13.3 11.96 フジテレビ月9 上野樹里 根本ノンジ

2021年ドラマ ティーバー再生数ランキング

順位 タイトル 再生回数
1 最愛 2280万
2 リコカツ 1979万
3 ハコヅメ~たたかう!交番女子~ 1901万
4 着飾る恋には理由があって 1866万
5 オー!マイ・ボス!恋は別冊で 1865万
6 TOKYO MER~走る緊急救命室~ 1865万
7 恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜 1726万
8 彼女はキレイだった 1734万
9 婚姻届に判を捺しただけですが 1708万
10 ドラゴン桜 1636万

視聴率ランキングトップ10に入っていない「最愛」、「リコカツ」、「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」、「着飾る恋には理由があって」などが、TVerの歴代再生数ランキングを次々と更新して行き、視聴率だけではドラマのヒットが測れない時代に突入

視聴率が取れる枠も大体同じで、TBS日曜劇場、テレ朝木曜ドラマ、フジ月9あたりが人気。しかし高視聴率のドラマがレビューサイトで評判がいいかと聞かれるとそうでもなく、つまらなくとも枠が人気だとある程度の視聴率は取れるようです。

 

2022年ドラマ視聴率ランキング

順位 タイトル 最高視聴率 平均視聴率 放送局 主演 脚本
1位 DCU 16.8 14.43 TBS日曜9時 阿部寛/横浜流星 青柳祐美子/小谷暢亮/谷口純一郎
2位 マイファミリー 16.4 12.88 TBS日曜9時 二宮和也/多部未華子 黒岩勉
3位 ミステリと言う勿れ 13.6 11.82 フジテレビ月9 菅田将暉 相沢友子
4位 未来への10カウント 13.1 10.92 テレビ朝日木曜9時 木村拓哉/満島ひかり 福田靖
5位 ザ・トラベルナース 12.9 12.1 テレビ朝日木曜9時 岡田将生/中井貴一 中園ミホ/香坂隆史
6位 真犯人フラグ 12.4 7.67 日テレ日曜10時 西島秀俊/芳根京子 高野水登
7位 元彼の遺言状 12.1 9.13 フジテレビ月9 綾瀬はるか 杉原憲明/小谷暢亮/中園勇也
8位 競争の番人 11.8 8.85 フジテレビ月9 坂口健太郎/杏 丑尾健太郎/神田優/穴吹一朗/蓼内健太
9位 オールドルーキー 11.6 10.44 TBS日曜9時 綾野剛/芳根京子 福田靖
10位 となりのチカラ 11.5 9.16 テレビ朝日木曜9時 松本潤/上戸彩 遊川和彦

2022年ドラマ ティーバー再生数ランキング

順位 タイトル 再生回数
1 ミステリと言う勿れ 3384万
2 妻、小学生になる。 1637万
3 真犯人フラグ 真相編 1486万
4 DCU 1473万
5 ドクターホワイト 1406万
6 ムチャブリ!わたしが社長になるなんて 1264万
7 ファイトソング 1234万
8 ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ 1034万
9 となりのチカラ 994万
9 愛しい嘘~優しい闇~ 987万

2022年4月期のみ。

2022年4月期以降からTVerの再生数のニュースリリースが無くなったため、詳しい再生回数は分かりませんが、silentTVer歴代再生回数を更新。若者を中心に大ヒットとなりました。

2017年の『リバース』、2019年の『あなたの番です』からの流れで、『真犯人フラグ』『マイファミリー』『元彼の遺言状』など、考察要素のあるドラマは最終回が視聴率が飛び跳ねる傾向にあるようです。

参考サイト→ティーバー

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