リバーサルオーケストラ2話ネタバレ感想。男女が一つ屋根の下に住む展開は無理矢理すぎる。

連ドラ
放送日2023年1月18日
放送枠日本テレビ系「水曜ドラマ」枠
脚本清水友佳子(最愛、彼女はキレイだった)
出演者門脇麦/田中圭/永山絢斗
公式HPhttps://www.ntv.co.jp/reveorche/

登場人物紹介はこちら。

リバーサルオーケストラ2話 あらすじ

地元のポンコツオーケストラ“玉響”にコンサートマスターとして加入した初音(門脇麦)。ソリストとオケのコンマスは弾き方も役割も大きく違って不安も多いが、それと同じくらいワクワクもしていた。

初音の加入でのんびりしていた玉響メンバーにも活気が出てくるが、フルートの蒼(坂東龍汰)だけは相変わらず遅刻してやる気を見せない。悪びれる様子もない蒼の態度にマエストロ・朝陽(田中圭)はイラ立ち、団員たちも内心不満を抱えていて…。

そんな新生・玉響の初公演が急きょ2週間後に行われることになった。市内の中学校の吹奏楽発表会で演奏することになったのだ。公演に向けてさっそく練習を始めるが、朝陽は蒼のフルートに「話にならない」とコテンパンに駄目出しすると、初音に蒼の遅刻の理由を探るよう命じる。嫌々ながらも従う初音は、練習後の蒼をこっそり尾行。そこで初音が見たのは…?

蒼の遅刻のワケを知った初音と玉響メンバーは、蒼が抱える問題を解決するために動き出すが…!?

https://www.ntv.co.jp/reveorche/

ネタバレ込みストーリー

蒼(坂東龍汰)の遅刻癖の原因はバイトのしすぎだった。楽器のローンに加え、防音付き部屋の家賃、音大の奨学金返済など玉響の安い給料ではとてもじゃないがやっていけなかった。

朝陽(田中圭)初音(門脇麦)に蒼の身辺調査を命じる。初音はすぐに朝陽に蒼のバイトを報告。金銭的な苦労をしたことがなさそうな朝陽の言葉が響くはずもなく蒼はバイトを辞めなかった。

その夜、初音は朝陽にチクってしまったことを謝罪に夜間バイト中の蒼を訪ねる。初音も庶民だったので、蒼も少し心を開き、音楽に対す思いを語ってくれた。

初音は自宅で妹・奏奈(恒松祐里)がセミナー動画を見ていたことから、リモートでフルートのレッスンをすればいいのでは?と思いつく。

奏奈とオケのみんなも協力してくれて、SNSを使って生徒を募集。オケのみんなとも打ち解けられ、蒼は初音にお礼を言う。

そんな中、蒼の父親が病気になる。母親に帰ってきとほしいと泣きつかれた蒼は、思い悩み、またもや遅刻をしてしまう。

心配した初音は、蒼のアパートを訪ねる。蒼はアパートを引き払うつもりでいた。事情を聞いた初音は、自分も家族のためにヴァイオリンを辞めたが、結局また弾きたくなって玉響に入ったことを話す。

そして自分が玉響に入ろうと思ったキッカケは蒼のフルートの音色が綺麗だったからと打ち明ける。蒼のフルートの音色が好きなのは自分だけではない。SNSで募集したリモートのフルートレッスンには応募がきていた。

蒼のフルートを聴いた北海道に住む中学生の応募メッセージには『僕、生まれて初めてやりたいこと見つかりました』と書かれていた。

「俺だって辞めたくないです」

涙を流す蒼。初音は蒼の手を握って走り出す。ギリギリ遅刻せず、玉響の練習に到着。

練習中、小野田事務長(岡部たかし)が蒼の両親を連れてきた。両親の前で真面目にフルートを演奏する蒼。

「やっと目が覚めましたね」

朝陽は蒼に声をかけ、玉響メンバーは拍手。

実は蒼の両親を招待したのは朝陽だった。蒼の母親は、家賃が払えないほど窮困している息子がオケに迷惑をかけていないか玉響を訪ねてきていた。その時に朝陽はご両親を練習にご招待。

息子の立派な姿を見た両親は、生きる希望を取り戻す。蒼は音楽をやりたいと両親に堂々と宣言し、一件落着。

アルバイトはリモートレッスン、アパートは解約してしまったので、初音の家の空き部屋を使わせてあげることになり全て解決。蒼が練習に専念できる環境は整った。

全てうまく行ったと思われたが、朝陽は小野田事務長に「他に逃げる奴がいる」と言う。早速、小野田事務長の元には他の「退団届」が。

そして朝陽は高階藍子(原日出子)に呼び出され、高階フィルの指揮者にスカウトされる。

リバーサルオーケストラ2話 感想、レビュー

今回は坂東龍汰くんの涙に引き込まれました。ちょっともらい泣き。やっぱりうまい人ばかりだと安心して見れていいですね。

絵に描いたような王道展開でも、テンポの良さと出演者の演技力でカバーで出来るもんだと実感。他の二番煎じドラマも見習ってもらいたい。←

団員たちのやり取りもみんな個性的でおもしろくて好きです。ヨーゼフと前野朋哉が特にツボ。

ヒール役が津田さんなのもノンストレスで見れてありがたい。やっぱ敵役はイケおじに限りますね。本気で憎たらしい人だとイライラしちゃうのでナイスキャスティングだと思います。

ただ一つびっくりしたのが初音の家に庄司くんが居候って‥‥若い男女が一つ屋根の下に住む展開は流石にやりすぎ。

いくら身元がはっきりしてても出会って間もない男と一緒に住める女性いないでしょ。そもそも広報担当がそこまでしてあげる義理ないし。

朝陽もそんなこと頼むなら自分の家に泊めてやればいいのに。というか、ここまで人数いるんだから初音以外にも防音室ありで部屋が空いてる人いそうですけどね。最年長の人(平田満さん)とか無理だったんだろうか?

ここだけあり得なさすぎて理解できませんでした。相手が女の子なら初音に頼むの分かるんですけどね。

あとは庄司くんの両親もちょっと違和感でした。息子の学費を1円も出さなかったくせに案外簡単に引き下がる父親、今まで一度も息子の演奏聴いたことなかったんだろうか?

庄司くんがいい子に育ったからよかったものの、ぶっちゃけこの父親、毒親の部類かと。もう無口な頑固オヤジが許される昭和じゃないんっすわ。Z世代の庄司くん的にはこの親キツかったんじゃないですかね。

父親が倒れたから音楽辞めろとかじゃなくて、最初から期限をつけるとか、もうちょっとお互い納得いくやり方があったんじゃないですか?お金を一円も出さないってのも酷すぎる。流石に大学時代から一円も援助なしとかないよね?

しかし王道ドラマ的にはこんな瑣末なことを気にしたらダメ。中途半端に家庭の事情を抱えていたり、絶妙なタイミングで親が病気になったりするのはドラマあるある(笑)

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