ブラッシュアップライフ3話
放送日 | 2023年1月22日 |
放送日時 | 日本テレビ系「日曜ドラマ」 |
出演者 | 安藤サクラ/夏帆/木南晴夏 |
演出 | 水野格/狩山俊輔 |
脚本 | バカリズム |
ブラッシュアップライフ3話あらすじ
徳を積むために2周目の人生を送る麻美(安藤サクラ)は26歳になった。勤務先が家の近所の調剤薬局に変わったことで自転車通勤になり、朝はこれまでより30分も長く寝ていられる。上司の宮岡(野間口徹)も仕事が丁寧で良い先輩だ。
そんな中、祖父の体調が良くないことを知った麻美は、薬剤師の知識を活かし、祖父が常用している薬の飲み合わせが悪いことを指摘。正しい薬を処方してもらうと祖父は元気になって、麻美は2周目で最大の徳を積むことに成功する。そんな中、1周目で付き合っていた田邊(松坂桃李)の近況を意外な形で知った。
麻美は33歳になり、1周目で死んだあの日がやってくる。33年前と同じように夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)と一緒に『モンターニャ』で食事を楽しむ麻美は、一人で店に来ていた同級生(黒木華)と偶然再会。なんだか雰囲気が変わり、彼氏もできて幸せそう…。「彼氏どんな人?」興味津々で写真を見せてもらうと――写っていたのは麻美もよく知るとある人物だった――。
麻美が知る限り、その人は既婚者で……何も知らない友人に麻美は事実を伝えられるのか!?そして、この後トラックにはねられる“予定”の麻美の運命やいかに――!
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ネタバレあらすじ
2周目での人生でも33歳になった麻美は、33年前と同じように美穂(木南晴夏)の誕生日を夏希(夏帆)と一緒に祝っていた。
そこへ一人で店に来ていた同級生・森山玲奈(黒木華)と偶然再会。話の流れで彼氏の写真を見せてもらうと、そこには麻美と同じ薬局で働く同僚・宮岡徹(野間口徹)が映っていた。宮岡は既婚者。麻美はどうするべきが焦るが、その場では黙っておくことにした。
玲奈とは別れ、一周目の人生と同じようにカラオケ店へやってきた麻美、美穂、夏希。福ちゃん(染谷将太)も一周目と同じくカラオケ店でバイトをしていた。麻美は一周目での失敗を活かし、お腹いっぱいアピールをして、福ちゃんに気を利かせポテトではなくドリンクをサービスしてもらう。
カラオケ部屋に入ると、麻美は美穂と夏希に、玲奈ちゃんの彼氏の件を相談。不倫はダメなので、本当のことを玲奈に教えてあげるべきだと2人にすすめられる。
三人は、福ちゃんから連絡先を聞いて、玲奈を呼び出し本当のことを伝える。長期戦になることを覚悟していたが、玲奈は事実を知った途端に宮岡に電話して連絡先を消させた。判断の速さに拍手する一同。
その後カラオケで散々歌って、コンビの前で駄弁り、解散。この日は、麻美が一周目の人生で死んだ日だが、車には気をつけていたので轢かれることなく生き延びることに成功。しかしコンビニの前でこっそり麻美を見つめる謎の女性(水川あさみ)の姿が‥?
ある日、麻美は薬局が暇だったので、少し遠出して市役所時代によく通ったお店でランチすることにした。自転車を漕いでいると人だかりを発見。前野朋哉がドラマ「リバーサルオーケストラ」のロケをしていた。ドラマ好きの麻美は前野朋哉に夢中でよそ見運転をしてしまいトラックと激突。2度目の死を迎えてしまう。
死後の世界でまたもや説明を受ける麻美。麻美の人生は、三十代で事故に遭いやすい仕組みになっているらしい。
更に来世はインド太平洋のニジョウサバに生まれ変わると告げられ、絶望する麻美。ダメもとでもう1回やり直せないか聞いてみるとすんなり「出来る」と言われる。しかし、永遠にやり直すことは出来ず、人によってやり直し回数には上限があるらしい。あと何回やり直せるかは教えてもらえなかった。
こうしてニジョウサバに生まれ変わりたくない麻美は、3周目の人生やり直しに踏み込んだ。まずは玲奈ちゃんパパの不倫の阻止から。いいアイデアが思いつかなかったので、前回と同じくポケベル作戦で解決した。
ブラッシュアップライフ3話 感想・レビュー
まさか3周目もあるとは。2周目は新鮮でおもしろかったけど、3周目は流石にしんどいのでいろいろと端折ってほしい。
それにしてもちゃんと徳を積んだのに、オオアリクイからニジョウサバとは大差なし。麻美的には多少マシになったらしいですが、哺乳類ですらなくなってるし寿命も短くなってる。ちゃんと徳が影響するシステムなんだろうか?
とりあえず、2周目の徳積みはこれくらいかな?
- 保育園の先生と玲奈ちゃんパパの不倫を阻止。
- ミタコングの痴漢冤罪を晴らす。
- 薬の飲み合わせを指摘して祖父の寿命を延ばす。
- 森山玲奈(黒木華)の不倫をやめさせる。
おじいちゃんの寿命を延ばしたのとミタコングの痴漢冤罪を晴らしたのがデカすぎる。特にミタコングの人生は、麻美がいるのといないとでは天国と地獄ほどの違い。ほんといいことしたよ。
玲奈ちゃんの人生にも深く関わってますね。1度は親の不倫を阻止し、2度目は玲奈ちゃん自体の不倫を阻止。
だけど1周目の人生では玲奈ちゃんは宮岡と出会ってなかった可能性もある。1周目と2周目で通った幼稚園と小学校が違うのはかなりの変化。少しの環境の違いで性格は変わるし、将来の進路や職業が変わっても不思議じゃない。実際、少しの時期の変化でもギャンブル依存症の田邊(松坂桃李)がやり手経営者に変わってるくらいだし‥。
ところで、麻美は2周目の人生を33年やり直して、これだけしか徳を積んでないの?
週末はボランティアしたり、お給料の何%かを恵まれない子どもたちに寄付したり、もっと分かりやすい徳の積み方があるくないですか?やろうと思えば事故や事件を未然に防ぐことも出来ると思うのだが。そういう世界を巻き込むことはやっちゃいけない決まりでもあるんでしょうか。
申し訳ないけど、今の麻美はただ2周目の人生を楽しんでるだけにしか見えない(´・ω・`)
バカリズム脚本では3周目もきっとそうだろうな。今度はテレビ局のスタッフになってたし、ガチで徳を積むつもりはないようだ。
野暮なツッコミは置いておいて水川あさみが気になる。
今のところは宇野真里ちゃん(パイロットになったかわいくて性格のいい同級生)くらいしか心当たりがないなぁ。
麻美が30代で事故に遭いやすい運命っていうのも気になります。もしかして麻美に恨みを持った人間が事故に見せかけて殺そうとしている可能性もあるかも。まぁ、2周目は前野朋哉に気を取られて勝手に死んだだけだし考えすぎかな。

「リバーサルオーケストラ」の撮影中の前野朋哉は個人的にツボだった。
ブラッシュアップライフ4話あらすじ
麻美(安藤サクラ)は2周目の人生も33歳で死んでしまった。結構な徳を積んだはずなのに、告げられた来世はまたしても人間ではなく…。今度こそは!と始めた3周目の人生。
大学に進学した麻美は、1周目と同じ文学部を選択したことで元カレ・田邊(松坂桃李)と再びクラスメートになる。彼とは良い思い出がないから二度と付き合わない、と思っていたのだけど……なんだかんだで優しいので、もう一度付き合うことにするが……。
大学を卒業した麻美は、たくさんの人を楽しませて大量の徳を積もうと思い、日本テレビに入社。東京で一人暮らしを始める。入社早々、『24時間テレビ』に携わり、それが終わるとドラマ班に配属。『Woman』ではキャストの臼田あさ美さんと仲良くなって「私がいつかプロデューサーやる時、主演やってくださいね」と大それた約束をしたり、『花咲舞が黙ってない』の衣装合わせでヘアメイクの仕事についた同級生のごんちゃん(野呂佳代)と再会したり、人生3周目にして麻美の世界は大きく広がる。もちろん夏希(夏帆)と美穂(木南晴夏)とは今も仲良しで、疲れたときは地元に帰っておしゃべりをすれば癒される。
そんなある日、麻美はふと大事なことを思い出す。確か今日は、ミタコングが痴漢の冤罪で捕まる日だ…。とはいえ3周目の麻美は東京にいて夜まで仕事。地元に戻って助けることは物理的に不可能なのだが……。
地方公務員、薬剤師の後は、まさかのドラマプロデューサー!でも2周目の人生で修正したアレやコレは一体全体どーなっちゃうの!?奇想天外な人生やり直しのテレビ局編が幕を開ける――!!
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